☆満足できる人生のポイントは自分の選択にあり☆
あなたは、人生においての自分の満足度を考えたことはありますか?
自分にとって気持ちのいい人生は、ファッションと同じように、自分の気持ちのいい選択にかかっていると言えるのではないでしょうか。トップス一つを考えてみても、ふんわりとしたブラウスから体のラインを強調するTシャツまで、数あるファッションアイテムの中でどれが自分に合っているか、どれが自分の好みであるかは人によって全く違います。
同様に、人生は、個人の価値観、これまでに蓄積された知識、性格など、要はその人にマッチし、決して自分の個性を抑えすぎないスタンスで送ることが本人にとって心地よいはずです。
一方で、ライフスタイルの多様化が認められつつあるとされながらも、日常ではふとした時に社会的常識を強く意識させられ、どこまで自分を貫けば良いのかと考えさせられる場面もしばしばです。
自由な選択をしたつもりでも、時にはそれが単なるワガママと受け止められることも。それでは、自由とワガママの境界線は一体どこにあるのでしょうか?あくまでも筆者目線ですが、これには二つのポイントがあると考えられます。
☆自由のために抑えるべきは精神・経済的独立☆
精神的独立
ある程度の社会的常識を守ること(他人に迷惑をかけない)、ひいては自分以外の人に依存しすぎないことが挙げられます。
社会的常識については、あえてここで詳しく述べるまでもなく、大きなものから小さなものまで犯罪になるようなことをしないこと。ワガママどころの話じゃなくなります。
依存については、分かりやすい例を挙げると、
・親への依存
・友人への依存
・子供への依存
です。
親・友人への過度の依存は、まずあらゆる選択で甘えが出てしまいますし、いざという時に自分で物事を決めきれない原因になりますので自分のためになりません。
子供への依存は、言いかえれば必要以上の干渉ですが、子供の自立を阻むことはもちろん、自分の束縛心を助長し、これも何か行動を起こす際のお荷物になってしまいます。
依存は極力避け、肝心な場面での自分の選択を常に自分で信じられる状態にしておくことです。
経済的独立
自分の家計を自分で守れないことには、自由な選択の幅が狭まってしまいます。
親であっても、夫婦であっても、多くの金銭を誰かに依存してしまうことはある意味とても危険なことです。こうしたいと思うことができても、やはり行動に移すことが難しく、あるいは説得や交渉などで時間がかかってしまうことでしょう。
もうお分かりかと思いますが、1と2は繋がっています。
逆に、社会から見て個性的過ぎるほど個性的な人も、この二点を守っていれば社会的にはOKということになります。周りを注意して観察していれば、どんな人でもこの条件をクリアしている人は、概ね健全な気持ちで生活していることがわかりますよ。
☆FP資格取得学習の利点☆
さて、ファイナンシャルプランナー技能資格(以下、FP資格取得と記載)学習は、先に述べた経済的独立に関してとても有益なものです。
独立、留学、起業、結婚、出産からその先まで、人生の節目ごとのライフイベントを実行する際、資金計画を立てやすくなることはもちろん、人の一生に関わるお金の知識はそう大きく変わることはないので、総論で基本を抑えておけば幾分世渡りが楽になります。
また、世の中の様々な出来事をお金というフィルターを通して自分なりに判断し人生に役立てることができるので、日常生活がより楽しいものになります。
投資方法のトレンドや法律の微妙な改正は、日々の学習の積み重ねにより自分でピックアップして学習できるようになりますし、2級FP技能士に匹敵するAFP資格を取得して日本FP協会に入会すれば、定期的に最新の情報がアップデートでき、お金を取り巻く背景をその都度知ることができます。
また、自身の家計見直しの良い機会になることは言うまでもありません。家計にも個性があり、人によってはかなり一般的でないお金の使い方をしている場合もあるでしょう。いまいち自分に自信がない場合、誰かに相談したくなるのが常ですが、お金の相談はなかなか人にしづらいもの。自分で自信を持って対処できるように自分で学ぶことが最適です。
友達同士で浪費家だと思われたらどうしよう、反対にケチと思われたらどうしよう、など、つまらないことで一喜一憂することもなくなるし、また、親などの近親者であればなおさら、自分の受け入れられない価値観を持った相手からの干渉が予測されますが、これを避けて自分の意志を通すことができるでしょう。
悩んだり迷ったりの時間の浪費を格段に減らすことができます。
☆人生は自由で楽しいもの☆
先に述べたように抑えるところを抑えれば、人生は自由で楽しいものであることをご自身が認識できるはずです。
繰り返し言いますが、そのポイントの一つはお金です。
かつての時代より情報や選択肢が格段に増え、どれが正解とは決め辛いだけに、決して楽な時代とは言い難いけれども、反対に自分の選択次第で自由に世の中を渡っていける時代になったとも言えます。自分にとって心地よい人生の構築は、まさにこれからの自分の舵取り次第なのです。
精神・経済的独立という基本のラインさえ踏まえておけば、収支の振り幅が大きかろうが小さかろうが問題ありません。仮に生活力が乏しい独身者であっても、家事代行その他のサービスで補えばそれでOKですし、いずれ独立することを目指して福祉サービスを受ける母子家庭でも現時点で補助で生活が成り立っていて、先々の計画のもと家計を健全化できればそれでOKなのです。
既存の枠に囚われて、そこから出ようとしないための不自由で精神を歪めてしまわないよう、一歩踏み出すために、ぜひFP資格取得の知識獲得にチャレンジしてください。
知識は、教科書通りの人生を歩むために勉強するものではなく、自分の居場所の発見や不必要な常識の断捨離のために取り入れるもの。
FP技能資格で経済的自立の礎を築くことは、自由な人生獲得への一つの道しるべなのです。