☆計算が苦手で敬遠してしまう資格取得☆

就職活動にプラスになり、実生活に役立つ資格として人気のあるファイナンシャルプランナー技能資格(以下FP技能資格と記載)。気になっている人は多いけど、実際に試験にチャレンジする段になると、数字への苦手意識が手伝って、その人口は少し減ってしまう傾向にあるようです。

「細かい計算問題があって難しいのでは?」

「特殊な計算方法を覚えるなどで、試験勉強にたくさん時間がかかるのでは?」

などの理由で、

広範囲に渡って一生にまつわるお金の勉強ができるのは魅力的だけど、資格取得となると敷居が高い。」

実際そのように考える人が数多いのかもしれません。

 

☆苦手意識を乗り越えてFP資格を取得☆

かくいう私自身もそのタチで、小学生の頃から何となく算数が苦手。特に学習教科が数学に変わり、内容が入り組んできた辺りからはもうお手上げ状態で、受験の際にはとても苦労しました。

そんな私が、仕事に役立つ知識を得ようと一念発起。思いのほか学習が順調に進み、約二ヶ月の勉強期間で3級に一発合格できました。この流れに乗って2級取得ができればと、現在試験勉強中です。

FP技能資格にチャレンジしてみて思うことは、集中して取り組めば短期間での取得が可能ということと、結果としてお金に関して非常に実用的な知識を得られ、数字への苦手意識も払拭されるため、挑戦に足踏みしてしまうのはもったいないということです。

 

☆試験ではどの程度の数字が出てくるのか?☆

FP技能試験で出題される計算問題の頻度ですが、3級ではほとんど計算問題がありません。内容は算数の知識で十分対応できる程度のものですし、試験中の電卓使用を認められてはいるものの、同様に資格取得希望者の間でポピュラーな簿記よりは断然電卓の使用頻度が低いです。

2級に至っても計算問題の出題数は少な目で、数字は苦手だけど実用的な知識を得られる資格取得には興味がある、という方がチャレンジするにはちょうどよい資格です。

 

☆大切なのはお金の計算ではなく流れを知ること☆

そもそも「私は数字に弱い!」という感覚はどこからやってくるのでしょうか?細かい計算を目にすると焦ってしまい、ケアレスミスをするからでしょうか?

だから自分は数字の扱いに不向きと短絡的に考え、FP技能資格の挑戦を諦めてしまうのは、やや尚早である気がします。なぜなら、生活や仕事のお金に対処する場面で大切になるのは、

「一円単位まで数字を合わせる正確さ」

ではなく、

大まかなお金の流れを掴んで、今後の状況改善をはかること

にあり、FP技能資格で学ぶ知識もそこにポイントを置いているからです。

FP技能資格に関する学習の本来の目的は、生涯にわたる大きなお金の流れをイメージすることにあります。つまり、流れがざっくり分かればOKなのです。

もちろん、仕事で給与計算を担当するのなら一円単位の間違いも許されないところですし、企業会計として会社の資金繰りに携わるのなら詳細な計算能力が必要とされます。また、その分野には専門の知識を問う資格試験が用意されています。

ですが、自分の一生に関わるお金の流れを知ることと、一般的な社会人の基礎として身に付けるお金の知識としては、FP技能資格は十分な役目を果たしてくれます。

 

☆生活と仕事に数字はつきもの☆

私から特に強調してお伝えしたいのは、数字に関する苦手意識をある程度解消しておくことの重要さです。

学生時代に数字に対する苦手意識が植えつけられた人は、就職や実生活で可能な限り数字を避けようとするかもしれません。ところが、面白いことにそんな人に限って様々な場面で数字に対する苦手意識を刺激される出来事が起こりがちです。

それは、私たちが社会生活を営む以上、どんな場面にも数字はつきものだからです。言うまでもなく、生きていくための衣食住で物を手に入れるにはほとんどの場合お金が必要です。自分の収入からやりくりをして毎日過ごす必要がありますし、足りなければ別の方法で費用を調達しなければなりません。

また、仕事においては更に数字に触れる機会にさらされます。わざわざ数字を避けた仕事を選んだつもりでも、数字は意外な場面で顔を出します。数字が苦手であるがゆえに事務職に就いたとしても、キャリアを積むうちに職場で経理に携わるポジションにつくことに。。数字よりもコミュニケーションが得意だからと営業職についたものの、毎月の数字をまとめて報告が必要に。。

といった具合に、避けたつもりでも数字に直面する確率はかなり高いです。

 

☆人は数字で行動を決める☆

例えば、あなたが晩酌好きで明日の給料日を前にしてお財布にあと3千円入っているとしましょう。おつまみとビールでちょい飲みするくらいなら十分な金額。居酒屋を通りかかると、ついフラッと入ってしまうかもしれません。

ところが、同じく明日の給料日を前にして、お財布に5百円しかなかった場合はどうでしょうか?よほどの欲求が込み上げてこない限り、居酒屋は素通りするはずです。

以上は極端な例ではありますが、大きなものから小さなものまで人はある程度数字をもとに行動を決定することについてイメージいただけるのではないでしょうか。

プレゼンで人を説得する場合には特に、ビジネスの共通言語としての数字を扱った資料がものをいいます。言い換えれば、それだけ生活や仕事の大事な部分に数字が深く関わっているということです。

 

☆FP技能資格取得で数字オンチを脱出!☆

FP資格取得に成功できれば、お金に関する仕組みや流れを理解することで「お金=数字」という思い込みがなくなり、今まで数字に抱いていた苦手意識を払拭して、積極的に業務や生活の改善をはかる姿勢を持つきっかけになるでしょう。また、それは今後柔軟な姿勢をもって数字に取り組むことができることをも意味します。

先に示した通り、人の行動に思いのほか深く関わっている数字に苦手意識を持ち続けるよりも、ある程度のたしなみを持って自分の武器にしてしまう方がこの先の人生で確実に得をします

数字も判断材料に取り入れることで物事の全体像が見やすくなり、一つ階段を登ったところから、スッと突き抜けて物事を達観することができるのです。このような理由で、自分が数字に弱いと感じている人にこそ、FP技能資格の取得をぜひお勧めしたいと思います。