☆面として語られることのない社会人としての常識☆

学生時代のおおよそ最後の一年は、就職に向けての準備期間。いわゆる就職活動期間のことですが、会社訪問、筆記・面接試験と、それまでの受験勉強とは全く違った過程を経て内定を得る仕組みになっているため、その間に改めて社会的な常識について学ぶことになったという方も多いのではないでしょうか。

それまでの生育環境や、社会経験に関して自発的なチャレンジをしてきたか否かなど、企業の業務内容に一見無関係に思われる個々の違いが意外に本人の自信を左右し就職活動の明暗を分ける、などということもあり、普段意識してこなかったことが実は社会人になるにあたって重要な意味を持っていたと気付くことも多々。改めて自身のポテンシャルや、社会的常識について考えさせられることになります。

ところが、あれこれ思索してみたところで、明確なセオリーとして語られることのない社会的常識については実態を探るのは容易ではなく、まるで霧の中で手探りをするようなものですし、世間では実際に社会経験を積むことで体得していくもの、という暗黙の了解があります。

 

☆社会のしくみと取るべき行動を適切に理解しよう☆

さて、就職活動期間で社会人に必要な前段階の知識を得て、多くの方が晴れて社会人としての活動期間に入るわけですが、ここから先は、所属した組織の理念に基づいて利益を生む行動を求められる場面に遭遇し続けます。

ここでは、これまで学校で学んできたことの多くはあまり役に立ちませんので、改めて自分の適切な行動について模索することに。。例えば、自分が得意先に自社の商品やプランを売り込むにあたって、

・得意先の要望をどういった形で満たせるのか
・必要な部品、人手、場所をどのような形で調達するのか
・必要な予算はいくらか

などの情報をなるべく早く整理し、適切な形で先方に提示するには、どうすればよいでしょうか?

そのためには、資本主義社会の仕組み、人、モノ、カネの関わり方について適切な理解をすることが重要です。ここをクリアにすることで、その一連の情報を調達する行動はよりスムーズなものになるでしょう。

実は、これは社会人が常識的に持ち合わせておくべき考え方であり、知識と経験でこれらを体得し、自分や自分の属する組織に利するよう行動できる力がつけば、かなり上手く社会を渡っていけるようになります。

このことに一早く気付き、自分の日常に学びを取り入れられた人は、日々の行動に望んだ結果が結びつきやすくなるでしょう。

 

☆社会人におけるFP資格取得の意義☆

ファイナンシャルプランナー技能資格(以下、FP技能資格と記載)の学習で得られる知識は、あなたの適切な社会行動を補強するにあたり明確な役割を果たしてくれます。

FP技能資格に関する学習では、お金に関する知識をバランス良く網羅でき、先に述べた社会とカネの関わり方について理解を深めることができます。この点で、就職前後はもちろん、就業期間中にも学習しておくべき最適な資格と言えるでしょう。

学習における具体的な利点とは何か、次にご説明しましょう。

金融に関する基礎的なしくみを理解できる

FP技能資格の試験問題には、金融に関しての基礎的なしくみやビジネス界で頻繁に使われる専門用語の理解を問う出題があります。試験勉強を通じて自前で理解することで、社内学習の時間がカットされ、重要な仕事にスムーズに取り組むことができます。

新卒はもちろん、勤続年数を重ねた社員であっても、金融に関する一通りの流れが頭に入っているのといないのとではその差は歴然ですし、馴染みのない専門用語の理解をもって仕事に臨むことは、外国に行って単語が分かるだけで随分買い物がしやすくなる原理と同じ。進行にあたって大きな助けになります。

その結果日々の行動がより望ましいものになり、仕事のモチベーションも上がることでしょう。

新聞記事が面白くなる

人は誰しも自分の欲望に基づいて行動する生き物。新聞の購読は一般的にやはり社会人の嗜みとされていますが、記事の一つ一つを深く読み込むことで、対象の出来事に関係する様々な人間の欲望を垣間見ることができます。購読を習慣づけることで、日々リアルタイムで内容を頭で整理、自分のペースで独自の見聞を蓄積していけるため、メディアの中でも一番に活用すべき媒体です。

新聞各紙は各々の思想の特徴を備えていますが、あえて購読をおすすめするなら、日経新聞。情報を常にお金の目線から捉えた記事で構成されているため、購読は仕事における人、モノ、カネについての配置を考える最適なトレーニングになります

先に述べた専門用語の理解があれば、一見難解に見えてしまう金融関連記事も抵抗なく読み進められ理解度も上がりますし、ある程度の期間が経過すると社会で起こっている事件に自然に興味が湧き、毎日が楽しくなるでしょう。

目上の成功者と話が通じやすくなる

どうせ社会で働くなら、成功してみたいと思うのが人の常。目上の成功者との会話にはまさに成功のためのヒントが散りばめられています。

成功者はその道の勉強家であることはもちろん、大抵は金融についての知識にも明るいものですから、FP技能資格の学習で得た知識を基に会話をすることで、あなたとの関わりに興味を持ってくれる可能性が高くなります。

その後、成功者の信頼を勝ち取り、要所要所で大切な仕事を任せてもらえるようになればしめたもの。近々に新しい活躍の場に身を置けるようになるのも夢ではありません。

チャンスを素早く捉えて行動できるようになる

FP技能資格の学習で、景気の上下、インフレ、株価、金利などの仕組みを改めて整理することで、日々の様々な変化を見計らって自分の資産形成を有利にすることが可能になります。ここで得た資産をもとに、夢に投資するべきタイミングで大胆に行動できることでしょう。

また、雇用の改善の先読みについても先に述べた情報の判断が大きな助けになりますので、その結果、必要なタイミングで有利な転職をすることも可能です。

 

☆いつチャレンジしても遅すぎることはない☆

社会で通用する人材になるための学習の一環として、できれば、就職前や就職初期のFP資格取得へのチャレンジをお勧めします。

また、知識をベースに経験を積むことは早く始めるにこしたことはありませんが、いつ始めたとしても決して遅すぎることはありません。人生はその気になった時から新しいスタートが切れるものです。

実は、特にこれといって理解のないまま長く同じ職場でとりあえずの仕事をこなしていた人ほど、社会での適切な行動に気付いてからの変化には目を見張るものがあります。

次に続くのはあなたかもしれません。