退職金をもらっても公務員の老後は安泰ではない!?

公務員は、収入の安定性と、定時で勤務を終了できるなどと噂されているプラス待遇とは裏腹に、どれだけ仕事で努力をしても基本は決められた全国的に均一な査定をもとにした昇給しか叶わず、当たった職場によっては様々にシビアな勤務条件を突きつけられるという側面がありますが、世間一般的には理解されづらいものです。

そうして周囲からのやっかみを受けつつも、勤務期間中の数々の難関を潜り抜け、コツコツと地道に勤務を続けた後に定年を迎えた公務員がやっと手にする退職金。

「これで、悠々自適に老後の生活をおくることができる!」

ところが、ある意味で人生最大の喜びの瞬間を迎えられても、決してその先の生活はバラ色ではない!という意見が近頃いくつか聞かれるようになりました

多くの退職金を残りの住宅ローンの返済に充てつつ、老朽化した家の補修にも出費、いつまでも定年前の生活と同じように暮らすわけにはいかない。。と言っている間に、老後の資金が殆ど底を尽きてしまい、年金だけの生活では心細くて仕方ない、という事態に。。

実際にそんなことになってしまってからでは、もうどうしようもありません。

このような事態を招かないために、公務員の方々は、普段からどんなことに気を配れば良いのでしょうか?

 

対策その1 自前でお金の知識を学ぶ

公務員は、法的にその収入と立場が守られており、言ってしまえば世間知らずな状態。

それに手伝って、その信頼性の高い職業柄、あらゆる消費行動を期待して様々な業種のセールスが集まってきます。

従って、消費や金融について何も知識がないと、冗談ではなく百戦錬磨の業者のカモにされてしまう場合があるのです。

そこで、簡単に相手にとってのオイシイお客様にならないために、ぜひ自前でお金の知識を学び、世間の消費の相場を押さえておくようにしましょう。

 

対策その2 お金の悩みについて周りに相談する

このコラムを読みながらも、浪費やままならない経済状態に頭を抱えているあなた。具体的な対策や基本的な知識がないままに、やみくもに悩みを自分で抱え込むのは良くありません。

親戚の中には、大抵は数人お金に明るい人がいるもの。変にプライドを高く掲げるのではなく、素直に自分のお金に関する悩みを相談することで、身内ならではの率直な意見を展開し、改善に協力してくれることでしょう。

一方、お金に対する悩みは他人に相談しづらいものですが、そのために存在するのがFPや法律家などのプロです。

相場として、だいたい60分5000円くらいから相談できますし、豊富な知識から公務員という立場に合った対処法を一緒に考えてくれます。

また、公共機関の相談窓口を利用すると、ほんのわずかな出費で相談に乗ってくれる場合もあります。

 

対策その3 収支やその内訳を把握しお金の未来予想図を描く

人生には、都度大きな出費が必要となる機会が巡ってきますが、決してその場の気分で出費を決めるのではなく、綿密な計画を立てて詳細な内容と収支を確認し、先々に予測される他の出費についても明確に把握して備えるようにしましょう

また、退職金の好条件での確保には早めの資産運用が要となります。

民間では早くに導入され、やっと公務員の利用が解禁となった401k(確定拠出年金、こちらについてもFP資格試験で学ぶことができます)にも大注目!

人ごとのように遠目から眺めて尻込みをするのではなく、積極的にその制約を確認して利用すると良いでしょう。

 

一方で、基本的なことではありますが、

1.住宅ローンは定年前に払い終えるように計画すること

2.教育費は日々節約したお金から積み立て、必要な時期に借金をして工面するということがないようにすること

3.多額の死亡保険金が約束されるような分不相応な生命保険に加入し、無駄な保険料を支払うことのないようにすること

定年までの生活では、最低限この3つの点に留意し、実施を心掛けるようにしましょう。

 

FP技能資格で得られる知識で自信をつける

このように、定年後の生活を守るための退職金をある程度確保するためには、自分の取るべき行動を予測して対処するための想像力が必要になります。

ファイナンシャルプランナー技能資格(以下、FP技能資格と記載)の学習では、その行動を後押ししてくれる知識を身に付けることができます。

実際に、人生の大きな出費のタイミングについては「ライフプランニングと資金計画」という科目、401kを始め個人の適切な資産運用に関しては「金融資産運用」という科目でそれぞれ詳しく学びます。

その他、住宅ローンや保険の種別に関しても学習項目があり、自分にとって初めての商品選択が必要な場面が巡ってきても焦らずに対処でき、迷わずに自分が利する選択を行うことが可能です。

 

公務員が個人でFP技能資格を学習すれば鬼に金棒

恵まれた福利厚生、充実した手当、民間企業の水準より高い給与と年金と退職金、役職定年なし、リストラなしーーー。

見るところを見れば、公務員はやはり社会的に恵まれている立場と言えるでしょう。

将来に備える勉強を怠らなければ、決してこの先お金に困ることはないはずです。

 

そして、お金に対する不安から解放されるには、お金の知識を身につけることが一番。ぜひ、FP技能資格の学習をおすすめしたいと思います。

思い立った今日が吉日。すぐにできることから始めて、早目にあなたの明るい将来に備えていきましょう!