☆ライフイベント計画におけるメリットを確認しよう☆

当ホームページでは、皆さんが生活する上で抱えているであろう様々なケースを検証の上、現役のFPがファイナンシャルプランナー技能資格(以下、FP技能資格と記載)取得の有益性をご紹介しています。

そして、中でも学科試験項目である「ライフプランニングと資金計画」の学習は、ライフイベントとそれに伴う支出額について考えることで、人生において計画的にお金うまく付き合う基礎的な概念の取得に繋がるため、特に重点をおいて取り組んで欲しいところです。

ところが、昨今のメディアは常識的に皆が認識するようになった「ライフプラン」「ライフイベント」を逆手に取り、日々景気の悪い事件をピックアップして、先行きの不安を煽るような報道を先行させているような気がしてなりません。

「先行き不透明なこの時代を生き抜くには、将来の予測と備えが不可欠。一生を安心して過ごせるよう、ライフイベントの計画を立て、必要なお金を蓄えておきましょう。」

例えば、この言葉を聞いた時にあなたが真っ先に感じることは何でしょうか?

テレビを見るにつけ、身体の衰えによって様々な支障が出てくるであろう老後の心配はともかく、子供の多額の教育資金や失業によるマイホームローンの破綻など、ライフプランを逆手に取って日々不安を煽るような情報を刷り込まれ、中には無駄に将来を心配する気持ちを植え付けられているような気分になる方もいらっしゃるのではないか?と感じています。

決して今、深刻にお金に困っている訳ではないのに、将来何かしらお金に困る瞬間がやってくるような気がして毎日モヤモヤする。せっかく人生の先行きを明るくする目的で学ぶライフプラン作成が、却(かえ)ってそんな状態を助長するようでは本末転倒です

こちらではライフイベント計画によって得られる次の3つの効果に焦点を絞ってご紹介をしていきたいと思います。

①支出の優先順位を明確にできる

②自分の人生における目標を明確にできる

③人生の変化に強くなれる

 

☆ライフイベント計画効果その1 支出の優先順位を明確にできる☆

「留学、結婚、住宅購入、教育資金、老後資金などで一生にかかるお金の合計は、ざっと見積もって2億円越え。」

このような金額の情報は、日頃のお金に対する意識が高い皆さんにとってはもう耳にタコ!かもしれませんね。日々のやり繰りと生活の維持でそれなりに頑張っていると、手元に残るお金とまとまって必要とされる金額の差によって、考えることがつい億劫になりがちですが、この中であえて一つだけ優先させるすれば、あなたはどれを選ぶのでしょうか?

ライフイベントを計画してみることで、改めて自分が優先したいものを確認するきっかけになりますし、一つのイベントに絞り費用を計画するのなら、どうにか手に届く金額になり得るはずです。

今お付き合いしている方との結婚を考える気持ちがあるのなら、まず結婚費用について詳細に考えてみましょう。例えばお相手がなかなか煮え切らず、結婚に踏み切れない場合は、自分の見識をもとに費用も交えて話し込むことで説得ができるかもしれません。

持ち家が欲しいという漠然とした思いがあるのなら、住宅費用と返済計画について詳細に考えてみる。そうすれば、気持ちだけ先走って企業から言われるままに不利な条件のローン計画を突き付けられずに済みます。

支出の優先順位を絞り込むことは、思わぬ利点を生むのです。

 

☆ライフイベント計画効果その2 自分の人生における目標を明確にできる☆

一通りのライフイベントを見積もることで、ここはこうしたい!と思えるイベントがあれば、それはあなたの重要な人生の目標に繋がっているということです。

例えば、留学や起業は、他の誰しもが考えているものとは限りませんが、ここに少しでも希望があれば、実現に取り組むことでその先にある目標が見えてくることがあります。

逆にここが漠然としていると、人はその場限りの散財に走りがちです。散財は、実は先が見えない不安や焦り、虚無感を刺激によって麻痺させるような行為でもあります。刹那的な刺激を求めてお金を使う、ある意味自分を傷つけることで快感を得るという逆説的な行動には悲しいものがあります。

ぜひライフイベントについて冷静に考えてみることからはじめ、その過程で将来における希望の種を蒔いておきましょう。

 

☆ライフイベント計画効果その3 人生の変化に強くなれる☆

突然ですが、ライフイベント計画には、失業もその一つとして計画に入れる場合があります。これは、予期せぬ状況が訪れた際にゆとりを持って対処できるようにという目論みがあってのことです。

失業の際にも一定期間ストレスなく消費できる蓄えがあると、随分と安定した気持ちで生活を送ることができますが、この他にも人生における予期せぬ状況や環境の変化に振り回されないようにするためには、やはりある程度の心づもりと蓄えが必要になるでしょう。

「備えあれば憂いなし。」という言葉に拒絶感があるあなたには、「ライフイベント計画は、人生の上で継続して自分を満たすために行うものである。」という考え方はいかがでしょうか。

一時的でも、お金が使えない状態ができると、そのストレスがもとで、焦りや後悔の気持ちが芽生え悩むことに繋がります。しかしながら、その悩みに費やされる時間は本当にもったいないものです。

どうせなら突然の状況の変化で計画通りにいかない時の分までお金のシナリオを作っておくことで、日々落ち着いて過ごせる確率はグッと高くなります。怯えずに楽しんで、着々と自分を満たす計画を立て続けましょう。いざという時に焦らないお金とマインドを作ることは、今この瞬間を生きる自分への最高のプレゼントです。

 

☆自信を持って、あなただけの人生を歩むために☆

ライフイベントの計画を立てることで、

「ライフイベントには、こんなにもお金がかかるから不安だ。」

ではなく、

「まず、ここにこれだけのお金をかけたいから、こう計画しよう。」

という考え方を始められれば、日々働くためのモチベーションも上がるというもの。

実際に無計画で行き当たりばったりの生活を送るのと、あらかじめ計画を立てていざという時に備えておくのでは、モヤモヤと生産性のない不安に心を持っていかれる時間に圧倒的な差が生まれ、その差は人生の質にも及ぶというのがFPである筆者の考えです。

ライフプラン作成の目的は、何も標準通りの人生を歩むためにあるのではありません。むしろ、自分の思い通りに人生を歩むためにあるのです。

あくまでも、ライフイベントごとに必要とされる金額や仮定される対象年齢は目安であって、個々によって違いがあって当然。ライフプランの作成は、あなたがご自分の人生をモチベーション高く自由にコーディネートするための一つの方法であり、道具ですので、ぜひ資格試験の学習とともに実生活に取り入れ、人生における自己実現に役立ててほしいと思います。