FPに需要はあるのか?(自ら需要を生み出すFPになろう)

こんにちは、ファイナンシャルプランナー(FP)の諏訪です。せっかくFP資格を取得するのであれば需要のあるFPになって、たくさん稼ぎたいですよね。そこでFPにはどのくらい需要があるのか気になる方も多いのではないでしょうか。今回は「FPと需要」というテーマでお話をしていきたいと思います。

FPは広くお金に関する知識を有する専門家です。その仕事内容は個人の家計に対する相談・助言や個人事業主や法人に対するコンサルティングが主になります。そして生活をするには家計は必ず存在するのですから、FPの需要は膨大なものがあると推察されます。

ですがお金のことを外に相談するのはなかなかハードルが高いという実情があるので需要の多くは潜在的なものであると考えられます。よって需要のあるFPになるためには眠っている需要を自分で掘り起こせるFPになる必要があります。ではどのようにすれば需要を創出できるFPになれるのでしょうか?以下で解説をしていきます。

 

潜在需要を掘り起こせ!

現代では誰もが生活をする上で「お金」と関わって生きています。お金を得て生活のなかで消費をしたり、将来やリスクに備えて貯蓄をしたり保険に加入したりしています。職を得て独り立ちすると税金や社会保険を支払います。こんなにもお金と関わることが多いのに、多くの方はお金についての知識が十分にあるとは言い難いです。

故にお金に関する専門的な知見を有するFPの社会的意義は大きいと言えます。ですが自分の懐事情について他人に相談するということはなかなかハードルの高いことであると思います。この相談までのハードルを相談環境を整備することによって下げることで顧客の獲得が見込めます。

では顧客の相談に対する心理的なハードルを下げるためにはどのように環境を整備すれば良いのでしょうか。キーワードは「信用」と「アクセスのしやすさ」です。顧客からすれば自身の家計について相談することはきわめてプライベートなことであり、相談していただくには信頼してもらうことが必須です。

顧客から信頼してもらうには

信頼していただくには高度な知見を有していることが大切なのでなるべく高位のFP資格を持っていることが望ましいです。またHPを綺麗でわかりやすいものにしたり、さまざまなメディアに露出して的確なコメントを述べることが有効です。自身でお金に関する教育メディアを運営するのもいいでしょう。

アクセスのしやすさ

アクセスのしやすさというのは物理的なアクセスのしやすさと心理的なアクセスのしやすさに分けられます。前者は相談をする手段が多いこと、後者は相談しやすい身近な雰囲気を作ることです。具体的には対面だけでなくメールや通話、入力フォームを作成するなど相談チャンネルを増やすことが大切です。またSNSを利用して情報発信や交流をすることも有用です。情報が少なく得体の知れないFPよりも事前情報が多い方が顧客は近寄りやすいです。

 

時代の趨勢に即した提案をしよう

近年は続々と新しい技術が世に出たり、税に係る法改正があったり私たちを取り巻く環境は日々急激に変化しています。法律の改正や制度の新設改廃の社会的影響力はきわめて大きく、それについての情報を得たい人というのは大勢います。

社会の変化に柔軟に対応できるFPになろう

ですが皆が皆、自分で情報を集めてすぐに理解できるわけではありません。それら社会の変化に柔軟に対応することのできるFPの需要は今後さらに高まって行くものと考えられます。新しい制度や仕組みというのは専門的知見がないとすぐに理解するということは難しいです。ですからそれを分かりやすい情報に料理してやることができれば需要に繋がります。

例えば今年の1月から確定拠出年金のidecoに公務員も加入できるようになりましたが、idecoは毎月拠出する掛け金が全額所得控除の対象となるので節税効果が高く、仲介することで集客につながります。

新制度の施行前後はみんな不安になる

また税制改正では相続税の基礎控除額が改正され、従来よりも大幅に減額されました。従来課税されなかったものも課税されるようになるので周知と対策が必要になることに需要の機会があります。事前に対策をしておけばこの改正を知らなかったばかりに相続税が払えず財産を失ってしまう方を減らすことができます。

新制度の施行前後はみんな不安なのです。そしてその不安を拭い去ることができるのは正しい情報です。この正しい情報を発信することができれば自らの需要を創出することができるでしょう。

 

最後に

FPには潜在的な需要があります。これを掘り起こし自分のものとするためには、変化する時代に柔軟に対応することが特に大切です。特に社会制度の変化や法律の改廃が社会に与える影響は甚だ大きく、時には個人の人生さえも狂わせてしまうこともあります。そうまでいかなくても、自分のわからないところで社会の仕組みが変わっていくのは不安に思うものです。

この時あらかじめ正確な知識を得ていれば不安を払拭することも、事前に対策をすることもできるのではないでしょうか。正確な知識を発信することのできるFPにこそ、大きな需要が生まれます。発信手段を多く持ち、日々最新の情報を収集し研鑽を欠かさず、実務能力を高めて顧客の信頼を勝ち取っていきましょう。