☆主婦の私がFP資格取得に目覚めたわけ☆

「はぁ〜。」
今日も大きなため息をついてしまったことに気付いた私は、はっと我に返りました。40代を目前に、主婦である私は毎日をただなんとなくやり過ごす日々を送っていました。二十代で結婚後、間も無く出産、特に何かに困ったということもなくその点では幸せなんでしょうが、生活にハリを感じることもなく、心身のたるみをはっきりと自覚していました。

その頃の私と言えば、大きな買い物は最初から最後まで夫まかせ。全くの世間知らずで、中学生になって生意気になった子供には「将来詐欺の標的になるんじゃない?」などとばかにされる始末。

誰からも大切にされないという不満を抱えながら悶々と過ごしていたのですが、そんなある日、保険の見直し相談でファイナンシャルプランナー(以後、FPと記載)と面接する機会があり、その体験が私にとって後の転機となりました。

 

☆知的で聡明な女性☆

彼女は、とてもきれいでファッションも垢抜けていて、それでいて物腰が大変柔らかく初対面でも非常に好感が持てる人でした。相談内容にも懇切丁寧に答えてくれて、相談の結果、今の保障内容をカバーしつつもかなり保険料を抑えることができるプランを提示してくれたため、思わずその場で感動してしまいました

相談は短時間で終了し、それからなりゆきで、しばらくお互いの身の上話をすることになりました。

 

☆なぜかFPさんに自分の身の上話を☆

すっかり彼女に気を許した私は、自分の現状をかなり詳しく彼女に話してしまいました。
「今の生活には困っていないのだけれど、時折不安や不満を感じることがある。」
とりとめもなくたくさん話しましたが、おおかたそんな内容だったと思います。私がひととおり話し終えるまで、彼女は嫌な顔一つせず聞いてくれました。

そして、話に区切りがついてしばらく経ち、彼女はゆっくりと私に言ったのです。
「それはそれで大変運のいいことですが、これからの時代を考えるととても危険ですね。」

 

☆FPさんの身の上話☆

彼女の言葉を聞いて、ドキッとしましたが、すぐにそうだよね。。と素直に思いました。
だからって、何をどうするのがいいのかわからなくて困っているんだけど。考え込んでいるわたしに彼女はこう続けたのです。

「私もわりと最近まで長く主婦業をしていたので、気持ちはよくわかりますよ。」

私は耳を疑いました。だって、今目の前にいる彼女はとても仕事ができる感じの女性で全くそんな風に感じなかったから。詳しく話を聞くと、彼女は専業主婦をしているあいだにご主人が失業してしまい、生活に困窮する事態を経験し、そのタイミングで経済的な自立をはかるためにFP技能士の資格取得を志したのだそう。

私はその話にとても興味を覚え、続きを深く聞き入りました。

 

☆自分の足で立とう☆

FPさんは、数字が苦手な自分にできるのか?と心配しながら勉強を始めたものの、資格勉強は給与明細の見方や保険に関するもの、預貯金についてなど、実生活に直結した知識なだけに、とても楽しく勉強をできたそうです。

「私は自分の就職が有利になることを考えて資格勉強を始めたのですが、勉強を通して”生活にお金は不可欠。そして生活を楽しくするにはお金の使い方を工夫することが不可欠なんだ。”と知りました。女性は可能な限り、精神的にも経済的にも自立した方がいいです。そうすると、夫婦がお互いに相手に対して優しくなれるし、自信がついて自分をちっぽけに思うこともなくなります。そのために、まずお金の知識を学んでみるといいですよ。」

彼女は素敵な笑顔で微笑みました。
。。私も彼女に近づけるのかしら?
私はその時、そんなふうに思いました。

 

☆FP技能試験資格に挑戦☆

FP相談の帰り道、珍しく気分が高揚していたこともあって、相談の帰りに書店に寄ってFP技能資格の本を手に取りました。少し目を通してみると実際にFPさんが説明してくれた知識が記載されており、今後何かの役に立つかもしれないと感じた私はその場でテキストを購入しました。

自宅でさらに読み進めると、なるほど、多岐にわたるお金の知識には面白みがあり、意外に抵抗なく頭に入ってくるではありませんか。それからは、毎日自然と家事の間にテキストを開くようになりました。

おかげで生活にメリハリがつき、日常に変なだるさを感じることがだんだん減っていきました

 

☆自分で確定申告→FP技能検定資格3級に合格 ☆

FP相談から3ヶ月ほど経ったある日、自宅に確定申告に関する封書が届きました。

毎年、我が家の確定申告は主人がやっていたのですが、確定申告についてはFP資格のテキストに一通りの知識が書かれていましたし、調べることで何だかやれそうな気がしました。

「今年は私がやってもいい?」
と聞くと、主人はとてもびっくりした顔をしていました。
自信があったわけではなかったのですが、実際に手をつけてみると少し入り組んだ計算以外わりとすんなり進めることができて、予想より随分早く済ませることができました。

このことで自信を得た私は、FP技能検定資格試験に向けて本格的な勉強を開始し、なんと、次の試験で3級にストレート合格することができたのです。

 

☆今の生活が楽しく、今後の生活も楽しみです☆

この体験をぜひ実生活に活かそうと、その後家計簿をつけ始め、工夫のしようがないと思い込んでいた家計を見直しました。

すると、意外にやり方次第でお金をプールすることができると知り、貯蓄に回せると感じた金額を主人に相談して給料天引きで別口座に積み立てることにしました。

今はこのお金を何に使うか考えるのが楽しみの一つです。
また、最近は家族に「ママは変わったね!」と言われて嬉しく感じる毎日を過ごしています。

私はこれからもFP技能資格の勉強を続け、今後チャンスがあれば、資格を活かした就職ができればと考えています。このように、自身の経験から、FP技能資格の勉強は主婦の立場であるからこそより有益なものであるように感じています。

ぜひ、これを読んだ主婦の方にも資格の取得をおすすめしたいと思います。