賢い消費者を志して、日々をイキイキと!

買い物は、日常生活のあらゆる場面でつきものです。

かつては、豊かな商品の中から目当ての物を手に入れようとすればするほど複数の売り場に出向く労力がかかっていましたが、ネットショッピングが発達したことで、実際にその場に行かなくても簡単に購入が済ませられるようになりました。

ところが、買い物自体至極便利になったにも関わらず、より安くおトクに購入するために知恵を絞った結果、ありったけの労力を注ぎ込んで疲れてしまうという話もチラホラ。。

便利なシステムの恩恵にあやかるどころか、お目当の買い物が終わる頃に目の下にクマができているとか、ちょっとの見落としで他の購入先の方がおトクだったことを知ってがっかりするなど、疲労感満載になってしまうのではまさに本末転倒ですよね。

先に述べたような状態をパスし、できるだけスマートに満足できる買い物をするには、いくつかのコツがあります。

こちらでは、ファイナンシャルプランナー(FP)である筆者が日頃注目し、実践している概念についてご紹介したいと思います。

 

買い物の概念

自分に負担を掛けず、よりよい買い物をするために着目すべき点は、我々が買い物という行為をする際に何を引き換えにしているかを考えることで見えてきます。

もちろん、物の対価としてお金を支払うことは当然なのですが、個人的にはお金に関連付けて

・時間
・空間
・思想

の3つについても心を配る必要があると考えています。

買い物自体は自分の要求を叶える行為であるため、本来楽しい作業であるはずですが、お金以外に、先に挙げた3つ全てを捧げてしまうととても息苦しくなってしまいます。

逆に、3つのバランスを自分が納得できる形で整えて目的の物を手に入れられると、買い物時の満足感がより大きくなるでしょう。

メリハリをつけた買い物で疲労感を持つことのないように心掛けたいところですが、そのためには、3つの項目についてどのように考えれば良いのでしょうか?

時間

全ての買い物において、時間をかけようと思えばいくらでもかけられますが、現代社会で生活する皆さんはそれ程ヒマではないはず。

そこで、安い買い物は手早く済ませましょう。10円、100円の安さでこだわって時間を浪費しないこと。時は金なり。ここにこだわってしまうことは、まさに買い物の行為自体が時間ドロボーになってしまうことを指します。

逆に、高い買い物ほど時間を相当に設けて悩んでから買うこと。車、家や土地など、対象物を購入してから取り返しのつかない欠点に気づいても、やり直しがきかないためです。

空間

巷で大流行りし、少し時間が経過した今なおその精神がもてはやされている断捨離。

思い切った物の処分で空間を贅沢に使うことはもちろん、その行為と結果が精神に及ぼす影響が多大であることが知られています。これは、ある意味お金よりも大切なものについて考えさせられる精神です。

例えば、部屋の状態は自分を表すという通り、使わないもので空間を占領しているのは自分の思考を停止させているのと同じ。

買いだめしたもので、無駄に家の空間を占領させていませんか?

購入物は、今、自分にとって必要なものなのか?あるいは、自分の今後の暮らしにとって長期に渡っていい気分をもたらしてくれるものなのか?

この点をクリアできる物を適宜購入したいものです。

思考

買い物の対象について考え続けることは、言い方は悪いですが、他のことに対する自由な思考を止められることと同じです。

買い物の対象についていい気分で考えられるなら、可能な限り考えていてもOKですが、少しでもその気持ちに翳りが出るようなら、今一度その買い物は自分にとってどうしても必要なものなのかをよく判断したいものです。

また、「セール品は安くておトクだから。」という世間の刷り込みのもとで買い物をしてませんか?

自分の買い物を振り返ってみて、セール品で満足を得られていると自信を持って言えるようなら問題ないですが、本来セール品は、型落ちであったり多少の不具合があったりと、何かにつけて定価品よりも劣る点があるということを忘れないようにしましょう。

価格の安さに捉われすぎずに定価品を買った方がストレスがない、むしろ自分は定価品を買った方が気持ちいい!と思い当たる方は案外多いのではないでしょうか?

 

買い物のマイルールを決めて自己肯定感を高めよう

「買い物を賢く済ませたい。」

という気持ちは、

「マネーセンスをアップさせたい。」

「日々のやりくりの腕を向上させたい。」

といったお金に関することをはじめ、人生をより良くしようという向上心のある方にとって広く共通の願いです。

買い物という行為を例にしてお話しをしてきましたが、それ以外の行動にあたる際にも自信を持って対処できるように、ピンときた知識や都度必要だと感じた知識を、ご自身でどんどん取り入れ取捨選択していく習慣をつけましょう。

その上で、自分なりのルールをいくつか決めておくことは、いざという時の判断が必要な時の迷いを取り去り、自己肯定感を高め、自信を持った選択をする手助けになるのです。