☆不健全な節約や浪費は、収支の認識と計画の不足によって起こる☆

先々の生活に対し不安を煽るようなニュースが横行する昨今。特にお金にまつわる点では日々普通に生活していても、ふとした場面で、

「これで大丈夫?」

という気持ちにさせられることが多々あるようです。

そのため、真面目な性質である人ほど過剰に将来の心配をさせられてしまうようで、缶コーヒー1本買うにもためらいが生じてしまうような極端な節約に走り、その結果ダイエットのリバウンドのように散財してしまった、というような話は一見笑い話のようですが、筆者の周りでは結構耳にすることです。

一方で、現金がなくてもすぐに買い物ができるという便利さから、店頭やネットでクレジットカードを使い過ぎてしまい、次月の請求書を見て青ざめるという話も実はよく聞く話。

これは皆一様に、現状の収支においての認識と計画の不足によって起きることです。

例えば、収入に見合った支出が毎月できていると実感できれば、わずかな息抜きをも切り詰めて節約に走る必要はないでしょうし、自分の収入に基づいて1ヶ月間のクレジットカード使用額をあらかじめ把握し、都度使用明細を加算、上限を超えないように注意していれば、請求明細を目にして心臓が痛くなる、というようなこともないでしょう。

 

☆適切な収支の把握で自分本位の生き方をしよう☆

先のことを考えず、あるいは個人の偏った認識でお金を使い過ぎる、または、節約しすぎることは、見方によっては自らの可能性を潰してしまうことになります。

叶えたい夢があるのに、いざというチャンスが巡ってきても資金がないがためにチャレンジできない。または、まとまったお金を溜め込むばかりで将来に対する不安を拭えず冴えない人生を送る。この様な状態は、必ずしも私たちの本意ではないはずです。

日常を過ごす中で収支のバランスをどこで取ればよいのかがいまいち漠然としていて、頼りない自己判断で失敗しては改善をはかり、行きつ戻りつで気持ちが不安定な日々からは、適切なバランスを知り、守ることで脱出したいものです。

そんな時は、
・正確な自身の収入を把握する
・支出のリストラ(再構築)を行う
ことが有効です。

 

☆正確な自身の収入の把握☆

ご自身の収支金額を正確に把握している人は、実は意外に少ないものです。企業勤めで毎月お給料を貰っている人は、この機会にご自身の給与明細をよく確認してみて欲しいと思います。

給与-健康保険-介護保険-厚生年金-雇用保険-税金-交通費=手取り額(収入)

給与の総額から数々の控除が差し引かれた残額が、ご自身の収入(自由に使えるお金)です。驚くような話ですが、控除前の給与総額を基にして月々の支払いを考える人も世の中にはいます。この話は大げさにしても、手取り額を超えた支出は少額でもイコール借金。続けると借金が増えるばかりです。

 

☆支出のリストラ 消費、浪費、投資の区別☆

リストラ本来の意味は、「事業を見直し、経営資源の配分の再構築を行うこと。」です。支出を大まかに消費、浪費、投資の3つに分類し、各々の支出を見直して配分の再構築を行います。3つの分類についての説明は次の通りです。

・消費
生活に必要なものにお金を使うこと。住居費、光熱費、食費、適切な被服費など。

・浪費
生活に必要ないものに使うお金。嗜好品、適切な範囲を超えた買い物、ギャンブルなど。

・投資
自分の将来における可能性にかけるお金。資格取得料、書籍代、貯金など。

消費を支出全体の7割とし、あとの1割を浪費、2割を投資に振り分けることで、だいたいのバランスが整いますので、この指標をもとに日々の支出を心掛けると良いでしょう。

言い換えれば、7割で消費を賄える収入を確保できれば、あとの3割は自分の判断で自由に浪費と投資に振り分ければ問題ないということです。

 

☆収支管理に自信をつけるためのFP技能資格☆

とはいえ、一部の自信のある人除いて、自分の価値観に基づく判断だけでなかなか「収支はこれでOK!」という境地になりづらいもの。先に述べたケースのように、笑えない失敗を積み重ね不安定さのスパイラルにどっぷりハマってしまうことになりかねません。

そして自分だけの判断ばかりで進んでいては、本来は抑えるべき必要のない浪費を投資と認識してみたり、臨時収入が若干見込めるはず!と支出を甘めに見積もってしまうことも。。

そのために健全な収支感覚を持つメンターのアドバイスを受けることや、自分の中に揺るがない健全な価値観を得るために、書籍を通して自分の目で調べ、勉強したり、講座に足を運んだりする時間をとることは案外大切なことです。そのための一つの方法として、FP技能資格取得の学習はかなりおススメできます。

 

☆FP技能資格の学習で学ぶこと☆

平たく言えば「お金に関する知識」を学ぶFP技能資格学習ですが、ざっとご紹介すると、その項目は保険、ローン、投資、不動産、相続、贈与、年金、税金など私たちの生活になくてはならない多くの仕組みになります。

各項目を文字として認識するだけなのと、それぞれがどういうもので何のために存在し、自分の人生にどのような役割を果たすものなのかが分かれば、大いに自分の人生のプラスになるのではないでしょうか。何となく日々過ごしているのと意識して生活するのとでは、将来の思考に大きな差が生まれます。

先に説明した支出の3項目(消費・浪費・投資)に対しても、なかなか普段分けて考えるケースは少ないかと思いますが、そもそも不安や恐怖は無知から生まれるものです。仕組みを知って自分なりの将来のシナリオを描くことができれば、将来に対する不安はかなり解消されるでしょう。

 

☆FPの学習はお金ストレスのない人生を送る一過程☆

例えば、貯蓄について考えてみますと、貯金以外に貯める方法を知らないAさんと、FP技能資格の学習を経て曲がりなりにも投資信託や株、債券、不動産など他に資産を運用する知識を持っているBさんとでは、確実に将来におけるお金の運用方法に違いが出ることでしょう。

その結果、老後に必要とされる生活費に対して持つ不安感も程度の違うものになります

特に投資については一昔前よりも市場に出回る情報が増え、本人が地に足をつけた考えのもと適切な方法を選べば、特別に心身を削る行為に走らなくてもそれなりの運用結果が出せる時代ですので、知識の獲得を足掛かりにし、チャレンジすることは大いに勧められる行為です。

この様に、少しでも早い時点で、漠然としたお金に対する不安に左右されない人生観を得るために、独自の見識による哲学を見出しましょう

FP技能資格取得における学習をもとに、ストレスのない貯め方、使い方を身につけ、自身にバランスのよいお金の循環を生み出し、人生を上手く渡って行きましょう