FP資格取得を目指したきっかけ

私がFP2級を取得しようと思ったきっかけは、退職です。

今までは給料明細を見ても、給料と手取りしか確認しておらず、「税金って結構ひかれるんだな」くらいにしか思っていませんでした。退職の説明を受けていた際に、会社が社会保険を半分負担してくれていたこと、そしてその負担が全て自分に降りかかってくることを知り、金銭面で漠然とした不安に襲われました。

また、ハローワークに手続きをしに行くようアドバイスをいただきましたが、お恥ずかしいですがどんな制度があるのか全く分かっていませんでした。その時に、説明をしていただいた労務部の方にFPの本を読むことを勧めていただきました。そのことがきっかけでFPに興味を持ち、FP2級の本を手に取りました。

勉強をしていくと、今まで知らなかった制度がたくさんあり、特に退職をした私にとって雇用保険分野は、辞める前に知っていればよかったなと思うことがありました。

私事ですが、キャリアコンサルタントとして求職者のキャリア支援を行なっていきたいと考えております。自身の退職の経験から求職者を支援していくうえでFPは必要な資格であると痛感し、ただ知識を学ぶだけでなく資格取得に向け勉強をはじめました。

 

FP2級の概要

FP2級の受験要件

FP2級には受検要件があり、下記いずれかに該当している必要があります。

  • 3級技能検定の合格者
  • FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
  • 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
  • 厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者

 

私は前職の入社当初FP3級を受検する機会があり、幸運にも合格していたため、2級の受検資格を満たしておりました。しかし、3級を取得したのは2年以上も前。内容はほとんど忘れておりこのまま2級を受けて大丈夫か不安でしたが、勉強をしていくうえで3級の教科書を読み直すことはなかったので、ブランクがあっても問題ないかと思います。

ところで、FP2級の受験料はご存知ですか?

学科4,200円、実技4,500円・・・計8,700円!

高いな、と思われた方が多いのではないでしょうか。

私は自腹での受検だったので、一発で合格したいという想いが強くありました。それも勉強に対するモチベーションにつながったように思います。

使用した参考書類

参考までに私が使用していた参考書類をご紹介します。

<教科書>

 

<問題集>

 

私は文字だけの参考書が苦手なため、図解の多い教科書を選びました。FPの教科書はたくさんの種類があるので、ぜひご自身にあった一冊を見つけてください。

問題集は、理解の進捗度を測りたかったため一問一答タイプのものを2冊使用しました。どの教科書もそうだと思うのですが、FP分野を一冊で全て網羅している教科書はないのではないかと思います。そのため、多くの問題を解き、そこからも学びを得る必要があると思います

試験一週間前からは本番を想定し過去問や予想問題を解き、不得意分野の確認を行なっていきました。特に知識をフルに使う実技で合格点に届かない回が多く、不安になっていましたが、問題を解けば解くほど理解も深まり、また計算問題の出題形式にも慣れていきました。私が使用した予想問題集には項目ごとの計算問題がまとめられているので、直前対策で重宝しました

みなさん各々勉強方法はあるかと思いますが、実技対策は特に問題を多く解くことをお勧めします。

勉強時間

上記のように私が勉強に費やしたのは約90日(3か月間)×毎日2時間の約180時間です。FP2級を独学で取得するのに必要な勉強時間が約200時間と言われているので、学習スケジュールの参考にされてみるのも良いかもしれません。

FPは範囲が広く、最初は覚えられるか不安でしたが、日常生活に関わりのある内容だったのでイメージもしやすく楽しく勉強することができました。みなさんもご自身のことにあてはめながら理解を深めてみてください。

 

FP2級を取得して

自身に関わる社会保険だけなく、住宅ローンや介護保険など、家族にとってもプラスになると感じました。というのも、ハローワークで相談しても全ての給付制度を説明してくれるわけではありませんし、住宅ローンについても市役所から個別に案内が来るわけでもありませんでした。自ら申請する形が多いので、知っている人のみが得をするように感じます

FPを勉強したことで、教育給付金制度を利用できることを知り資格学校に行く後押しとなり、また住宅ローンに関しても税金が抑えられるなど経済面で役に立ちました。

そしてなによりも、自分に対する自信につながりました

勉強が進めば進む程、FPの知識があることでより現実的なキャリアプランを考えることができると実感しましたし、FP2級を取得していることで求職者の方に信頼いただく一つの要素になったと思います。

さらにFP資格を取得したことでキャリアのプロになりたいという夢ができ、ゆくゆくは社会保険労務士の資格を取得したいと考えるようになりました。難関な資格ではありますが、FPの知識で土台はできているので勉強はしやすくなったように思います。今回得た知識に加え、より深い活用し十分な支援ができるようこれからも頑張っていこうと思います。

FP資格を取得するか否かにかかわらず、本を読んでみるだけでも日々の生活にプラスになる情報があるかもしれません。

みなさんもぜひFPを学んでみてください!