ファイナンシャルプランナー資格取得で仕事の幅や視野が広がりました！

☆FP（ファイナンシャルプランナー）資格取得のきっかけ☆

私が初めて取得したFP（ファイナンシャルプランナー）資格は2級FP技能士の資格でした。3級を飛ばして2級から勉強したのですが、丁寧に勉強していけば2級からでも十分に理解できる内容でした。

受験のきっかけは、新卒で入社した証券会社の方針として、FP資格取得を推奨していたことから興味を持ち、自分のスキルアップと金融の仕事に直結すると思ったので受験しました。

なぜ3級を飛ばして2級から受験したのかと言うと、3級の合格程度では金融機関でお客様のマネー相談に乗ったり、アドバイスしたりするのには不十分だったからです。金融機関である程度の専門知識があるとみなされるためには、2級FP技能士以上が必要だと言われています。そのため、会社としても2級以上の取得を推奨していました。

ただ、3級も日常生活で使うお金の知識を得るには十分なレベルだと思いますので、まずは3級を受けてみて、ステップアップで2級も受験するという方が基本をしっかり押さえられると思います。

☆勉強は独学☆

勉強すると言っても何をどうやって勉強するのが良いのかわからなかったので、まず初めにインターネットでFP技能士資格の勉強方法について調べました。勉強方法は大きく分けて2つでした。1つは自分で参考書や問題集を買って勉強する方法。もう1つは資格学校の講座で勉強する方法です。

時間とお金の理由で独学で勉強

私がどちらを選んだかと言うと、独学で勉強する方法です。本当は資格学校の講座に通いたかったのですが、仕事の都合で通うのが難しかったのと、新卒であまりお金の余裕もなかったので独学という方法を選びました。

時間とお金に余裕のある人は資格学校で勉強するのもおススメ

しかし、時間とお金に余裕のある人は、資格学校で勉強したほうが体系的に学べますし、わからないことを先生に聞けるのもメリットとして大きいと思います。できれば私も資格学校に通いたかったですね。

独学はお金がかからないのと自分の生活に合わせて勉強時間を取れることがメリットですが、わからないことを調べたりするのにけっこう時間を取られるというデメリットがあります。何しろお金に関する知識って学校では教えてくれないので、知らないことがたくさんあります。

ですが、しっかり時間をかけて勉強すれば独学でも十分に合格できる資格ですので、自分の性格やライフスタイルに合わせて、どちらの勉強方法が良いか考えてみてください。

☆独学での勉強方法☆

勉強方法としては、本屋でなるべくわかりやすそうな参考書と問題集を買って、繰り返し勉強していました。

FPの分野は6つあり、

1.ライフプランニングと資金計画
2.リスク管理
3.金融資産運用
4.タックスプランニング
5.不動産
6.相続・事業継承

となっています。

それぞれの分野で分かれているテキストもあるのですが、私の場合は1冊にまとまっているものを選びました。本屋ではたくさんの参考書がありますが、いくつかの参考書を読んでみて、どれが一番わかりやすいか比較することをおすすめします。テキトーに買うと後で後悔することに繋がるかもしれません。

できれば、選んだ参考書に対応している問題集も買っておきましょう。セットになっている方が解説等も参考書と直結していてわかりやすいし勉強もしやすいです。

勉強の順番は、まず初めに問題集をやるより参考書を読むことをおすすめします。なぜなら、突然問題をやってもチンプンカンプンになることが多いからです。参考書の内容を理解していたら問題も自然に解けるようになると思います。そして、とにかく繰り返しが大事です。試験前には参考書に付いている模擬試験をやり、本番の時間感覚を養うことも忘れないようにしてください。

☆受験して良かったこと☆

仕事に活かすことができた

証券会社で働いていたこともあり、勉強の最中から仕事に活かすことができていました。普段は資産運用の相談ばかりですが、例えば、お客様の教育資金の相談に乗ったり、相続に関するお得な制度のお話をして喜んでもらえたりしました。そのおかげでお客様から信頼してもらえることも多くなり、色々なご提案ができるようになりました。

社会保険制度について詳しくなれた

仕事以外の面では、社会保険制度について詳しくなれたことも良かったです。私達は、厚生年金や健康保険、雇用保険などの社会保険制度に必ず加入していますが、それらを学ぶ場はほとんどありません。賢く活用すればすごく良い制度なのですが、加入しているだけで実際にどんなサービスを受けられるのか知らない人も多いと思います。こういったこともFPの勉強をすることで知識を付けられるので、スキルアップだけでなく普段の生活のためにもなる資格だと思います。